プラボウォ・スビアント:インドネシアの政治家
Wikipediaに記事を書く日記、今回はプラボウォ・スビアントでした。日本人の95%くらいは馴染みがないと思いますが、インドネシアの政治家で元中将です。私も先週まで存在を知りませんでした。ひょっとすると、立命館の本名純先生しか興味持ってないんじゃないか。
前回の予告から変更してこの記事を書いたのは、4日前に公開されたこの論文↓を読んで面白かったからです。
インドネシアの選挙政治における排他的ナショナリズム―2014年プラボウォの挑戦
前回の予告のは結構大きな記事になってきたので、気分転換にプラボウォの記事を書こう…と思ったら、最終的に20kバイトになって全然軽くなかったという…。
プラボウォさんは名門の家に生まれて軍人になり、スハルトの娘と結婚して中将まで昇進した、というマッチョなエリートです。政治家に転身したのも、アジア好みな父性的なキャラクターを上手く活かした感じがする。
ただ、スハルト政権末期の反体制派の弾圧はかなりエグみがあります。アクト・オブ・キリングより規模は小さいけど、イスラム法学者(ウラマー)を暗殺したり。保守層から広く支持を集めてるのが不思議なぐらい、スーパーライトに近いものがあります。
海外の人物伝は文献集めるのが難しくて、今回の記事もほぼ1本しか参考文献がありません。書くのは楽しいけど。次回…は何を書くかな…。